山田養蜂場 中国昆明市西山荒廃地20,000本植樹

団体名

山田養蜂場、昆明市西山林場、横浜市立大学、江蘇師範大学、雲南省杨善洲绿化基金会

実施日

2020/07/06~2020/07/10

実施場所

中華人民共和国雲南省昆明市西山 北緯25°2′53″東経102°37′15″  海抜2170m付近

参加人数

40~100

植樹本数

20000

植樹樹種

フランチェティカシ、アラカシモドキ、ユンナンナラ、ウンナンザクラ、カワナシ、ニュウジンティアオ(Dichotomanthes)、ピラカンタの7種

指導者の参加

藤原一繪による現場工事、植樹準備、植樹方法指導書をもとに、江蘇師範大学 尤海梅准教授が中国語に翻訳し、現場で指導しました。

実施内容・イベント

植樹地は、眼前に雲南省最大の湖「滇池」を見渡せる標高2,200mの急斜面です。もとはユーカリ植林地でしたが、油分が多いことと乾燥のため頻繁な山火事により荒廃した急斜面がひろがっています。そこで宮脇方式植樹の特徴である密植・混植によって常緑広葉樹林を大きく育て作ることが山火事を防ぐことにつながるため、斜面にテラスを形成して、西山林場で育成した苗木を、5年計画の第1年度として20,000本植樹しました。18人のメンバーが片道30分かけて人力で何回も苗木を運び上げて植樹を行わなければならない場所ですがが、最終日には、西山林場の職員のほか、雲南省杨善洲绿化基金会、雲南省林草局や昆明市林草局の職員ボランティアも参加し、100人で急斜面に植樹しました。

特記事項

山田養蜂場では、毎年行っている海外社員研修を兼ねたボランティア植樹旅行を5月中国および7月ネパールで行っています。2020年より雲南省昆明市の本対象地における5年プロジェクトが始まりましたが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大のため2020年は中止にせざるを得ず、中国人だけによる20,000本植栽が行われました。5年間で、本荒廃地に常緑広葉樹林を再生し、緑の山で山火事を停止させる予定です。

担当者連絡先

江蘇師範大学 尤 海梅准教授 6020030138@jsnu.edu.cn

山田養蜂場GROUP、株式会社 山田養蜂場 文化広報室兼東京事務所 滝口 一雄 ℡0868(54)1906(ダイヤルイン)  kt2040@yamada-bee.com